経理を効率化し本業に集中！freee会計をメインシステムとして採用した理由

2025年3月8日 2025年3月8日豊岡春樹

豊岡春樹

こんにちは。福岡県久留米市の公認会計士・税理士豊岡春樹です。

この度、弊所では経理の効率化と経営者の皆様の業務負担軽減を目的に、クラウド会計ソフト「freee会計」をメインシステムとして採用することを決定いたしました。

本記事では、freee会計を導入することでどのようなメリットがあるのか、また、なぜ弊所がこのシステムを採用したのかについて詳しく解説いたします。

経理業務の負担を減らし、より本業に集中したいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

経理の負担を軽減し、本業に集中できる環境を提供

小規模事業者にとって、経理業務は本業の妨げになりがちです。

また、多くの経営者にとって経理は「面倒な作業」という認識があるのではないでしょうか。

そこで、弊所ではfreee会計をメインシステムとして採用し、経理業務の負担を大幅に軽減できる仕組みを構築しました。

freee会計を活用することで可能になること

1. 銀行・クレジットカードの同期によるデータ自動取得

freee会計では、銀行口座やクレジットカードを同期することで、自動的に取引データを取得できます。
これにより、

通帳記帳や郵送の手間を省略
クレジットカードの利用明細のダウンロード・印刷・送付の手間を省略
取引データの自動仕訳が可能

となります。

2. 領収書や請求書の管理が簡単

スマホは扱い慣れているが、パソコンは良く分からないといった方は、スマホのfreee会計アプリを利用すると便利です。

freee会計アプリを活用することで、領収書や請求書の管理が飛躍的に効率化されます。
具体的には、

スマホで撮影するだけでデータ化：紙の領収書や請求書をスマホで撮影し、freee会計にアップロードするだけで、自動的にデータとして保存されます。
OCR機能で自動入力：freee会計にはOCR（文字認識）機能が搭載されており、撮影した書類から日付や金額、取引先情報などを自動で読み取り、入力の手間を大幅に削減できます。
クラウド上で一元管理：保存されたデータはクラウド上で管理されるため、どこからでもアクセス可能。紛失リスクを防ぎ、必要な書類を即座に確認できます。
税理士との共有が簡単：freee会計上でデータを共有できるため、紙の書類を郵送する必要がなく、スムーズな経理処理が可能になります。

このように、freee会計を利用すれば、紙の領収書や請求書を整理する手間がなくなり、経理作業の大幅な効率化が実現できます。

3. 売上請求書の作成から仕訳登録まで一括処理

従来の請求書発行業務では、Excelやシステム等で請求書を作成し、その情報を別途会計ソフトに入力する必要がありました。

この二重業務の手間は、特に請求書の発行件数が多い場合に大きな負担となります。

freee会計を活用すると、

ワンクリックで請求書を発行：取引先情報や金額を入力するだけで、すぐに請求書を作成できます。
自動で仕訳が作成される：請求書を発行したタイミングで、売掛金や売上の仕訳が可能となり、手作業による入力が不要になります。
電子送付・郵送代行も可能：freee上から直接請求書をメールで送信できるほか、郵送代行サービスを利用して紙の請求書を取引先へ送ることもできます。

このように、freee会計を活用することで、請求書発行から仕訳登録の流れを一括処理でき、業務効率が飛躍的に向上します。

4. 入金管理の可視化

freee会計の「入金管理レポート」機能を活用することで、未入金の取引をリアルタイムで確認することが可能になります。

具体的には、

請求書の発行から入金消込まで自動化：freee会計で発行した請求書は、入金が確認されると自動的に売掛金の消込処理が行われるため、手作業の負担を軽減できます。
未入金の取引を一覧で確認：未入金の請求書を一覧表示し、未回収の状況を即座に把握することが可能になります。
銀行口座との同期でリアルタイム入金確認：freeeは銀行明細を自動取得することが可能となりますため、実際の入金状況をリアルタイムで更新し、迅速な経営判断が可能になります。

5. 支払管理の効率化

支払業務の負担を軽減するため、freee会計では以下の機能を提供しています。

請求書ごとに支払期限を設定：仕訳ごとに支払期日を設定し、期日ごとの支払状況を一覧で確認できます。
一括振込ファイルの出力：複数の支払いをまとめて処理できる振込データを作成し、銀行のオンラインバンキングと連携することで、振込作業を簡素化。
支払管理レポートで資金繰りを可視化：支払いのスケジュールを可視化し、キャッシュフローの管理をより効率的に行うことができます。

このように、freee会計を導入することで、入金・支払業務を効率化し、資金管理をスムーズに行うことが可能になります。

リアルタイム経営の実現

経営者にとって、重要なのは「過去のデータ」よりも「現在と未来の数字」です。

しかし、従来の会計処理では試算表が1〜2か月遅れで作成されることが多く、タイムリーな経営判断が難しいという課題がありました。

freee会計なら、

銀行・クレジットカードの同期による自動仕訳
売上請求書や支払請求書・領収書のリアルタイム登録

これらを活用することで、

最新の財務状況をリアルタイムで確認
適切なタイミングで予算や資金繰りの計画を立てられる

また、freee会計の「タグ機能」を活用すれば、

店舗別やプロジェクト別の売上・経費の管理
部門別の収支を可視化

といった柔軟なデータ分析が可能になります。

記帳代行のスピードアップ

弊所では、経営者が本業に集中できるよう、記帳代行を行っています。
従来の記帳代行では、

1ヶ月分の通帳・クレジットカード明細をまとめて送る
仕訳作業が遅れ、試算表の完成が遅くなる

といった課題がありました。

freee会計なら、

自動取得した取引データをスムーズに仕訳
リアルタイムで記帳が進むため、試算表の早期作成が可能

経営者の皆様に、より迅速で正確な財務情報を提供できます。

freeeのミッションに共感

freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションを掲げています。
提供価値として、

誰もが自由に自然体で経営できる環境の構築
経営を魅力的で気軽なものにする

を目指しています。

弊所もこのミッションに共感し、freee会計を活用することで、

経理の手間を減らし、経営に集中できる環境を提供
スモールビジネスの発展をサポート

していきたいと考えています。

認定アドバイザーとしての取り組み

弊所では、2025年2月よりfreee会計をメインシステムとして採用し、「freee認定アドバイザー」の資格を取得しました。

認定アドバイザーは、

freee会計の専門知識を持つ
経理業務の効率化を支援できる
最新の会計ツールを活用できる

ことが求められます。

今後も知識を深め、経営者の皆様が経理の手間を減らし、本業に専念できる環境を提供できるよう全力でサポートいたします。

皆様のビジネスの成長をともに支えていけることを心より楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。

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