科学的に証明された「やる気」の出し方。堀田秀吾著『すごい習慣大百科』から学ぶ行動の技術
こんにちは!福岡県久留米市の公認会計士・税理士、豊岡春樹です!
「やらなければいけない」と頭では分かっているのに、なぜか体が動かない。
ついついスマホを見てしまい、気付けば時間が過ぎている。
そして、「自分は意志が弱い」と自己嫌悪に陥ってしまう。
ビジネスパーソンや受験生に限らず、誰しも一度はそんな経験があるのではないでしょうか。
私ももちろんあります。人間だもの・・。
しかし、その「やる気が出ない」という感覚は、あなたの性格や意志の弱さが原因ではないようです。
最新の科学的研究が明らかにしているのは、モチベーションとは私たちがただ待つものではなく、脳の仕組みによってコントロールできるものだということです。
今回は、堀田秀吾氏の著書『科学的に証明された すごい習慣大百科』を参考に、根性論に頼らず、脳のルールを利用してパフォーマンスを最大化する方法をご紹介します。
私自身の実体験も交えながら、明日から使えるテクニックを見ていきましょう!
1. やる気は「待つ」のではなく「迎えにいく」
多くの人は「やる気が出たら始めよう」と考えますが、脳科学的にはこれが大きな誤解です。
実は「行動するから、やる気が出る」というのが正しい順序なのです。
5分だけ動けば脳は勝手に集中する
ここから導き出されるルールは一つ、「とりあえず5分だけ始めてみる」ことです。
私自身の経験を振り返ってみても、本当にそうだと思います。
かつて公認会計士試験の勉強をしていた頃、どうしてもやる気が出ない日がありました。
そんな時は「とりあえず5分だけやろう」と決めて机に向かうのです。
すると不思議なことに、気づけば長時間集中して勉強を続けていました。
現在の仕事においても同様です。
朝、どうしてもエンジンがかからない時は、まず5分だけパソコンと向き合ってみる。
そうすることで、いつの間にか仕事モードに入り、集中状態を作ることができています。
やる気は待っていても来ません。
自分から迎えにいく姿勢が、先延ばし癖を断ち切る鍵となります!
2. スマホは視界から消すだけでいい
集中力を阻害する最大の敵は、スマートフォンです。
たとえ電源がオフであっても、画面が伏せられていても、「そこにあるだけ」で私たちの認知能力は著しく低下することが、テキサス大学の研究などで明らかになっています。
脳は無意識のうちに「通知が来ていないか」「新しい情報はないか」とスマホを気にかけ、貴重なリソース(注意力)を消費し続けています。
物理的な距離が集中力を守る
仕事や勉強のパフォーマンスを上げたいなら、対策はシンプルです。
スマホを物理的に視界に入らない場所、できれば別の部屋に置くことです。
イギリスのエセックス大学の研究では、会話中にスマホが視界にあるだけで、相手との親近感や信頼感が低下するという結果も出ています。
ビジネスにおける対面での信頼構築のためにも、スマホの扱いには注意が必要といえるでしょう。
3. 「小さなご褒美」で脳を釣る
人間の脳は、遠い将来の大きな成果(例:試験合格、昇進)よりも、目の前の小さな快楽(例:お菓子、SNS)を優先する性質があります。
この性質を逆手に取るのが「バンドリング」という手法です。
「面倒だけどやるべきこと」と「好きなこと」をセットにするのです。
- 好きなコーヒーは、仕事に取り掛かる時だけ飲む
- お気に入りの音楽は、ジムにいる時だけ聴く
このように条件付けを行うことで、面倒なタスクが「ご褒美を得るためのステップ」へと変わります。
私も朝仕事する時は、お気に入りのカフェオレを飲むようにして、自分に小さなご褒美をあげています。
4. 25分集中・5分休憩のリズム
人間の集中力は無限には続きません。
フロリダ州立大学の研究によると、高い集中力を維持できる限界はおよそ25分程度だと言われています。
このリズムを活用したのが有名な「ポモドーロ・テクニック」です。
- 25分間、一つのタスクに集中する
- 5分間休憩する
- これを繰り返す
短いスパンで区切ることで「まずは25分だけ頑張ろう」と心理的なハードルが下がり、結果的に長時間作業を続けることができます。
私自身、この「25分集中・5分休憩」のサイクルは習慣化できていません・・・。
どうしてもキリの良いところまで続けてしまいがちですが、脳の疲労を防ぎ、持続的なパフォーマンスを発揮するために、これから意識して取り入れていこうと考えている挑戦の一つです。
5. 幸福度を決めるのは「年収」より「自己決定」
私たちが仕事や人生に感じる「幸福感」は何によって決まるのでしょうか。
神戸大学と同志社大学が行った2万人規模の調査によると、幸福感に最も影響を与えるのは「所得」や「学歴」ではなく、「自己決定」であることが分かりました。
「自分の人生を自分でコントロールしている」という感覚こそが、幸福の源泉なのです。
自分で決めると達成感が違う
これは私自身、強く共感できるポイントです。
サラリーマン時代を振り返ってみても、誰かに指示された仕事よりも、自分で決めて実行した仕事の方が、達成感があり幸福度が高かったように思います。
そして現在、自分で事業を始めてからは、全ての決定を自分で行わなければなりません。
責任は伴いますが、その分「自分で決めて進んでいる」という実感が、日々のやりがいや幸福度に直結していると感じています。
たとえ困難な状況であっても、自分で選んだ道であれば、人は前向きに取り組めるものなのです。
6. 「教えるつもり」でインプットする
学習効率を劇的に高める最強の方法、それは「後で誰かに教えるつもりで学ぶ」ことです。
ワシントン大学の実験では、「テストがある」と思って勉強したグループよりも、「後で他人に教えなければならない」と思って勉強したグループの方が、高い学習効果を示しました。
教えることを前提にすると、脳は情報をより深く理解し、論理的に整理しようと働きます。
私も意識的に本を読むようにしていますが、かつては「読むこと」自体が目的になってしまっている時期がありました(あとは購入して満足し、積読状態が続くことも・・)。
しかし今は、このアウトプット前提の学習法を意識しています。
「この記事で読者に伝えるならどう表現するか」「顧問先のお客様に説明するならどう言うか」を常に考えながらインプットすることで、知識の定着率が格段に変わったと感じています。
7. 辛い時は上を向く
最後に、この本を読んで、意識的に行っていることを紹介します。
それは「辛い時や疲れた時は、意識的に上を向く」ということです。
デスクワークで煮詰まった時や、散歩の最中に、ふと空を見上げてみる。
これだけで不思議と気分がスッキリします。
うつむいていると気持ちも沈みやすくなりますが、視線を上げて胸を開くことで、自然と前向きな気持ちが湧いてくるものです。
科学的アプローチと合わせて、こうした身体的なアプローチもぜひ試してみてください!
脳の仕組みを味方につける
今回ご紹介した習慣は、どれも今日からすぐに実践できる小さなものばかりです。
やる気が出ない自分を責める必要はありません。
脳の仕組みを理解し、ほんの少し行動のスイッチを切り替えるだけで、仕事の生産性も、日々の幸福度も大きく変えることができると考えます!!

投稿者プロフィール

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久留米市の若手公認会計士・税理士です!
freee会計を活用し、中小法人・スモールビジネスの記帳や確定申告の負担を軽減し、本業に専念できる環境づくりを支援しています。
創作活動に励む漫画家・同人作家の方からのご相談も多数いただいており、柔軟かつ丁寧な対応を心がけています。
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