世界の一流に学ぶ「休日の過ごし方」とワークライフハーモニー

こんにちは!
福岡県久留米市の公認会計士・税理士、豊岡春樹です!

皆さんは休日をどのようにお過ごしでしょうか。

私は最近、以前から読みたいと思っていた「世界の一流は「休日」に何をしているのか 年収が上がる週末の過ごし方」という本を読みました。

この本から得た気づきや、私自身の休日の過ごし方について、アウトプットも兼ねてお話ししたいと思います。

ワークライフバランスから「ワークライフハーモニー」へ

日本では「ワークライフバランス」という言葉がよく使われます。

これは、仕事と私生活(休日)を対立するものとして捉え、そのバランスを取ろうとする考え方です。

しかし、世界では「ワークライフハーモニー(仕事と私生活の調和)」という考え方が主流になりつつあるようです。

仕事が個人の成長を促し、逆に充実した私生活が仕事のパフォーマンス向上につながる。

このように、仕事と休日が互いによい影響を与え合う関係性を目指すという考え方です。

趣味が仕事の効率を上げる

ワークライフハーモニーを実現する上で、著者は「趣味」の重要性を説いています。

趣味を持つことで、その時間を確保するために「仕事を効率的に終わらせよう」という意識が自然と働きます。

また、趣味を通じて新しいコミュニティが生まれ、そこでの出会いが思わぬ形で仕事につながる可能性もある、という点も興味深いところです。

大切なのは「自己効力感」

もう一つ、本の中で印象的だったのが「自己効力感」というキーワードです。

似た言葉に「自己肯定感」がありますが、これは「他者より優れている」という比較に基づきがちで、時にはストレスの原因にもなり得ます。

一方、「自己効力感」とは、「自分なら目標を達成できる」と自分自身の能力を信じる感覚のことです。

これは他者との比較ではなく、自分自身と向き合うことで高められるものです。

自己効力感を高める具体的な習慣

では、どうすれば自己効力感を高められるのでしょうか。

本書では、自己効力感を高めるための「アプローチ」が紹介されています。

  1. 簡単な目標を設定して、小さな達成感を得る
  2. 新しいことにチャレンジする
  3. 人とのつながりを大切にする
  4. 自己省察(自分と向き合う)の時間を持つ

いきなり大きな挑戦をするのではなく、「やってみたら意外とできた」という小さな成功体験や「実験」を積み重ねることが、自信につながっていくようです。

さらに、これらのアプローチを補完し、日々の生活で自己効力感を育むための具体的な習慣として、以下のメソッドも紹介されていました。

  • 1日7分の瞑想 椅子に姿勢よく座り、鼻から息を吸い、その2倍の時間をかけて口からゆっくり吐き出す。心を静め、ストレスを解消します。
  • 1日7分のジャーナリング(書き出すこと) 愚痴や不満、今の状態などを、スマホのメモ機能ではなく、手を使って紙に「書き出す」ことが重要だそうです。思考が整理され、自律神経が整います。
  • 1日7分の読書(アウトプットを意識する) 知識をインプットするだけでなく、「どうすれば実践できるか」を考えながら読む。YouTubeや音声アプリで「聴く読書」も効果的です。

私自身の休日とこれからの課題

私自身の休日を振り返ってみると、土曜日は仕事をしていることが多いです。

日曜日は比較的、読書や散歩など、ゆったりとした時間を過ごすようにしています。

開業したばかりということに加え、他の会計事務所での勤務もあるため、どうしても自分の事務所の仕事時間が不足しがちで、土曜日も稼働しているのが現状です。

しかし、この本を読んで、土曜日も仕事ができるという「安心感」が、無意識のうちに平日の作業効率を少し落としていたかもしれない、と気づかされました。

もちろん、時間的な制約があるため、すぐに土曜日の勤務をゼロにするのは難しいかもしれません。

ですが、「日曜日は必ず休む」と決め、その時間を趣味やリフレッシュに充てることを、改めて意識しようと思いました。

私はアガベや多肉植物といった植物が好きで、最近は各地でイベントも盛んに行われています。
今週末もイベントがあるので、足を運んでみようかと計画しています。

趣味の時間を大切にし、そこで得たエネルギーを平日の仕事に活かす。

この「ワークライフハーモニー」を実践し、より効率的に、そして質の高いサービスを提供できるよう、これからも精進してまいります!!

投稿者プロフィール

豊岡 春樹
豊岡 春樹
久留米市の若手公認会計士・税理士です!
freee会計を活用し、中小法人・スモールビジネスの記帳や確定申告の負担を軽減し、本業に専念できる環境づくりを支援しています。
創作活動に励む漫画家・同人作家の方からのご相談も多数いただいており、柔軟かつ丁寧な対応を心がけています。