漫画家・同人作家の皆様へ 申告のたびに憂うつになるなら、税理士に頼ってもいいんです

こんにちは。福岡県久留米市の公認会計士・税理士、豊岡春樹です。

令和6年度の確定申告、お疲れさまでした。
少しホッとされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、カレンダーを見ればもう令和7年の3月末。
次の確定申告に向けた一年が、すでに始まっています。

今回は、漫画家・同人作家として創作活動に真剣に取り組む皆さまへ、確定申告と税理士活用についてお話ししたいと思います。


創作の手が止まる「確定申告」の憂うつ

「またこの季節が来た……」
確定申告の時期になると、そう感じる方も多いのではないでしょうか?

  • 売上と経費の集計
  • 領収書や通帳の確認
  • 会計ソフトの入力
  • 税務署への申告書の提出

どれも大切な作業ですが、それが作品を描く時間や、クリエイティブな思考を奪ってしまっているとしたら…。

「この時間、本当はペンを握っていたかった」
「頭が数字モードになって、ストーリーの続きが思い浮かばない」

そんなふうに、モヤモヤを抱えている方は決して少なくありません。


“頼ってもいい”という選択

「税理士にお願いするなんて、売上がもっと大きくなってから…」
そう考える方も多いのですが、本当は「少しでもしんどい」と感じたその瞬間が、頼っていいサインなのです。

税理士に依頼するということは、決して「ギリギリまで頑張った人だけの特別な手段」ではありません。

「この時間をもっと創作に充てたい」
「確定申告の不安から解放されたい」

そう思った方こそ、今が税理士をパートナーに迎えるベストタイミングかもしれません。


税理士と顧問契約するメリットとは?

ここからは、漫画家・同人作家として創作に集中したい方が、税理士と顧問契約をするメリットについて、わかりやすくご紹介します。

① 作品づくりに集中できる

確定申告に費やしていた数日〜数週間を、創作時間に充てることができます。
「創作が止まる」ストレスがなくなることで、より良い作品に仕上がる可能性も高まります。

また、創作だけでなく休息の時間も確保できるため、心の余裕も生まれます。

確定申告時期の憂鬱な気分が無くなるというのが、一番大きいです。

② 確定申告や税務調査への不安が軽くなる

独学での確定申告では、「これで本当に大丈夫かな?」という不安がつきまといます。
実際、申告ミスや経費計上の誤りなど、知らず知らずのうちにリスクを抱えていることも。

税理士に依頼すれば、適切な申告ができるだけでなく、税務調査の可能性も低くなる傾向があります。
仮に税務調査になったとしても、税理士が間に入って対応してくれる安心感は大きな支えです。

③ 気軽に相談できる「身近な味方」ができる

創作活動を仕事として続ける中で、孤独を感じたり、方向性に迷ったりすることもあるはずです。
税理士は、個人事業主にとって最も身近なパートナーになり得る存在です。

そんな素朴な疑問から事業運営の相談まで、気軽にできる“味方”がいることは、想像以上に心強いものです。


単発の依頼と顧問契約、どちらがいい?

「とりあえず、今年の申告だけお願いしたい」という方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、単発の確定申告代行も請け負っている税理士はいます。

ただ、以下のような理由から、継続的な顧問契約をおすすめしています。

  • 単発は税理士報酬が割高になりやすい(どうしても顧問契約の方を優先してしまうため)
  • 資料のやりとりが短期間に集中し、作業が大変
  • 年中を通しての相談ができない
  • 節税の提案や売上の伸ばし方など、中長期の視点でのアドバイスが難しい

顧問契約であれば、普段からのやり取りを通して、ご自身の創作スタイルや収入の流れに合わせたサポートが可能になります。

一方で、副業で活動を行っている方等は、単発の確定申告のご依頼でも問題はないので、ご自身の状況でご検討されると良いのかなと思います。


まとめ「描くこと」に集中する環境を一緒に整えましょう

漫画家・同人作家として、「描くこと」はご自身にしかできない大切な仕事です。
その時間やエネルギーを、「数字の作業」に削られてしまうのは、もったいないのかなと思います。

だからこそ、税金のことはプロに任せて、“ご自身の世界”に集中して欲しいと思っています。

すべての方に税理士が必要とは思いません。
でも、今少しでも
「ちょっとしんどいな」
「来年はもっと楽にしたい」
そう感じていたら、その気持ちをどうか大事にしてください。

誰かに頼ってもいい。
そう気づいたその瞬間から、あなたの創作活動は、もっと自由になります!

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豊岡 春樹
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