習慣化の大切さについて～未来を変える、日々の積み重ね～

2025年6月6日 2025年6月6日豊岡春樹

豊岡春樹

こんにちは。
福岡県久留米市の公認会計士・税理士、豊岡春樹です！

「何かを成し遂げたい」「理想の自分に近づきたい」そう願う多くの方が、一度は「習慣化」の重要性を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

皆さまは「習慣化」の力について、どのようにお考えでしょうか。

私は日々の業務を通して、また自分自身の生活を通して、「習慣化こそが、人生をよりよいものにする」と強く感じています。

1. なぜ「習慣化」が人生を豊かにするのか？

私たちは日々の生活の中で、無意識のうちに多くの習慣的な行動をとっています。

歯を磨く、決まった時間に食事をとるなど、これらは既に生活の一部です。

では、意識的に良い習慣を身につけることには、どのような意味があるのでしょうか。

それは、「小さな積み重ねが、未来の自分を大きく変える力を持つ」からです。

例えば、毎日少しずつでも運動する習慣があれば、数年後、数十年後の健康状態に大きな差が生まれることは想像に難くありません。
同様に、毎日少しでも勉強する時間を持てば、専門知識やスキルが着実に身につき、キャリアアップや自己実現に繋がります。

「未来の自分を助ける」ことこそが、習慣化の最大のメリットであると考えています。

2. 習慣化がもたらす具体的なメリット

習慣化には、単に目標を達成しやすくなるだけでなく、以下のような多くのメリットがあります。

意思決定の負担軽減: 習慣化された行動は、いちいち「やるか、やらないか」と考える必要がなくなり、脳のエネルギー消費を抑えられます。これにより、他の重要な判断に集中できるようになります。
自己肯定感の向上: 小さなことでも「続けられた」という事実は、自信に繋がります。「自分はできる」という感覚は、さらなる行動へのモチベーションとなります。
複利効果による大きな成果: 最初はわずかな変化でも、継続することでその効果は雪だるま式に大きくなります。アインシュタインも「複利は人類最大の発明」と述べたように、習慣の力も同様であると考えます。
ストレス耐性の強化: 規則正しい生活や運動習慣は、自律神経を整え、ストレスを感じにくい心身を作るのに役立ちます。

【ご参考情報】
ロンドン大学の研究チームによる研究（Phillippa Lally et al., 2009）では、新しい行動が習慣として定着するまでには平均して66日かかることが示唆されています。
もちろん個人差はありますが、これは「習慣化にはある程度の期間、意識的な努力が必要である」ことの裏付けと言えるでしょう。

3. 私が習慣化していること（2025年現在）

ここで、私自身が意識的に行い、習慣化に成功したと感じている具体的な行動をご紹介します。

ランニング・散歩（毎日）： 体力維持はもちろん、頭がスッキリし、新しいアイデアが浮かぶことも。心身のリフレッシュに不可欠です。
自己研鑽（税務に関する勉強）（毎日）： 専門家としての知識を深め、常に最新の情報に対応できるようにするため。お客様への貢献度を高める上でも重要です。
自分の今後の目標とセルフイメージを読む（毎日）： 自分がどうなりたいのか、どんな人間でありたいのかを再確認することで、日々の行動の軸がブレなくなります。
目標に向けて行動したことをメモ（毎日）： 小さな一歩でも記録することで、進捗を可視化し、達成感を味わい、次の行動へのモチベーションに繋げます。
ストレッチ（毎日）： 体の柔軟性を保ち、怪我の予防や疲労回復を促します。デスクワークが多い方には特におすすめです。
HPやnoteの記事を書く（毎週）： 自分の考えを発信し、整理することで、思考が深まります。また、読者の方との繋がりも生まれます。

これらの習慣を始めた当初は、確かに「今日はいいかな」とサボりたくなる日もありました。

しかし、それを乗り越えて継続することで、今ではやらないと気持ちが悪く、罪悪感すら覚えるほど生活の一部になっています。

4. 習慣化の「壁」を乗り越えるコツ

「習慣化が大切と分かっていても、なかなか続かない」そう感じる方も多いでしょう。

習慣化には、確かに初期段階での「根気」が必要です。下記のようなコツを押さえることで、その壁を乗り越えやすくなると感じています。

スモールステップで始める: 最初から大きな目標を立てず、「毎日1ページだけ本を読む」「5分だけ運動する」など、ごく小さなことから始めましょう。
具体的な行動計画を立てる: 「いつ」「どこで」「何をするか」を明確にすることで、行動に移しやすくなります。
既存の習慣と結びつける: 「歯磨きの後にストレッチをする」「通勤電車の中で勉強する」など、既にある習慣に新しい習慣を紐づける（ハビットスタッキング）と効果的です。
進捗を記録・可視化する: 手帳やアプリなどを活用し、達成できた日を記録しましょう。視覚的に成果が分かるとモチベーション維持に繋がります。
完璧を目指さない: 「できなかった日があっても自分を責めない」ことが大切です。1日休んでも、また次の日から再開すれば良いのです。

5. 「やらないと気持ち悪い」状態こそ、習慣化の証

一度習慣が身につくと、それを実行しないと何か物足りない、落ち着かない、場合によっては罪悪感のような感覚を覚えることがあります。

この状態になると、意志の力に頼らなくても、自然と行動できるようになります。

やる気が出ない日でも、「とりあえず少しだけやってみるか」と体が動き出すのです。

これこそが、習慣化の持つ最大の強みと言えるでしょう。

まとめ：今日の一歩が、明日のあなたを変える

私がこうして日々行っている習慣も、最初から自然にできていたわけではありません。

仕組みを見直しながら、少しずつ積み上げてきた結果です。

習慣は、意志の強さではなく「仕組み化」で続きます。

皆さまも、ぜひご自身の目標に向かって、小さな習慣を一つでも取り入れてみてください。

その積み重ねが、未来のあなたにとって大きな支えとなるはずです！！

投稿者プロフィール

豊岡春樹: 久留米市の若手公認会計士・税理士です！
freee会計を活用し、中小法人・スモールビジネスの記帳や確定申告の負担を軽減し、本業に専念できる環境づくりを支援しています。
創作活動に励む漫画家・同人作家の方からのご相談も多数いただいており、柔軟かつ丁寧な対応を心がけています。